吹屋小学校
2011年 04月 14日
以前の何度か、このブログで紹介した、高梁市成羽町の吹屋小学校
本館 明治42年(1909年)に建てられ
岡山県の重要文化財でありながらも
現在もなお、現役の日本最古の小学校校舎です。
吹屋小学校について
仕事の関係で、一部、修繕や管理をさせていただくところがあり
少し前、修繕の為、屋根の上に上がり割れた瓦の補修などをしました。
本校舎も100年を超え、修繕を施しながらも、何人もの小学生をこの場所から
送り出してきました。
…その役目も後わずか。
年々、生徒数が減少し、今では全生徒数が6人。
ついに今年で廃校が決定してしまいました。
寂しくて残念な事ですが、人口自体が減少している地区ゆえにしょうがないのです。
できるかぎり、今あるこの学校の素晴らしさを、少しでも伝えられたらと思いUPしました。
先日の工事の模様は、
とても勾配がきつく、作業はかなりの熟練の屋根職人の方でないと危険ですし、
(当日は高所作業車を使用し、安全帯をつけての部分補修)
吹屋特有の塩田瓦(べんがら色)は、大きさもまばらで、ある程度予備に保管はされていたり
他の建物を解体した際に発生したものを再利用といった形で使用していましたが
保管していたものもさすがに新品を保管していたわけではないので、
老朽化に伴いなかなか、手に入りにくいうえ、今現在では材料や、製法など
おそらく同じものを復元することはできないんじゃないかと思います。
瓦ぶきの施工方法も、もちろん普通の住宅のようにはいきません。
今なら、瓦に固定用の穴が開いていますので、釘やビスでかっちりと固定していきますが、
この瓦は瓦用の土と銅線を使い、結ぶようにして固定します。
これからも、少しでも長く、ゆっくりと、吹屋の街並みと合わせて、歴史を刻んでいってほしいと思います。
ちなみに下の吹屋の街並みの写真も、違う工事で屋根の上から取ったもので、
普段とは違う角度の吹屋の街並みだと思います。
また、いろんな角度から紹介していきたいと思います。
本館 明治42年(1909年)に建てられ
岡山県の重要文化財でありながらも
現在もなお、現役の日本最古の小学校校舎です。
吹屋小学校について
仕事の関係で、一部、修繕や管理をさせていただくところがあり
少し前、修繕の為、屋根の上に上がり割れた瓦の補修などをしました。
本校舎も100年を超え、修繕を施しながらも、何人もの小学生をこの場所から
送り出してきました。
…その役目も後わずか。
年々、生徒数が減少し、今では全生徒数が6人。
ついに今年で廃校が決定してしまいました。
寂しくて残念な事ですが、人口自体が減少している地区ゆえにしょうがないのです。
できるかぎり、今あるこの学校の素晴らしさを、少しでも伝えられたらと思いUPしました。
先日の工事の模様は、
とても勾配がきつく、作業はかなりの熟練の屋根職人の方でないと危険ですし、
(当日は高所作業車を使用し、安全帯をつけての部分補修)
吹屋特有の塩田瓦(べんがら色)は、大きさもまばらで、ある程度予備に保管はされていたり
他の建物を解体した際に発生したものを再利用といった形で使用していましたが
保管していたものもさすがに新品を保管していたわけではないので、
老朽化に伴いなかなか、手に入りにくいうえ、今現在では材料や、製法など
おそらく同じものを復元することはできないんじゃないかと思います。
瓦ぶきの施工方法も、もちろん普通の住宅のようにはいきません。
今なら、瓦に固定用の穴が開いていますので、釘やビスでかっちりと固定していきますが、
この瓦は瓦用の土と銅線を使い、結ぶようにして固定します。
これからも、少しでも長く、ゆっくりと、吹屋の街並みと合わせて、歴史を刻んでいってほしいと思います。
ちなみに下の吹屋の街並みの写真も、違う工事で屋根の上から取ったもので、
普段とは違う角度の吹屋の街並みだと思います。
また、いろんな角度から紹介していきたいと思います。
by prime2006
| 2011-04-14 16:07
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