飾らない普段着で、マイペースなブログ。


by prime2006
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まだ見ぬ家族

来月祖母の7周忌を控え
現在お墓がある場所がかなり古く整備も困難の為
祖母の法事と合わせて。お墓の移動をすることになり
今日、墓を掘り遺骨の移動をしました。







昨夜、今日する事をはじめて知り驚きましたが
親は今日と決めていたようで、
「来なくても良いよ」
と前からいわれていたのにもかかわらず、
ぜひ参加させて欲しいと頼みました。

仕事が忙しいんで
段取りだけは連絡して、午前中だけ手伝う事にしました。
そうはしたものの、こんな事は、初めてだったので複雑な心境でした。

と、いうのも祖母は火葬なんですが
祖母以前は土葬。
・・・確かにあまり気持ちの良いものではありませんが、
住みよい新しい土地に引越しですので
はじめはそれほど深くは考えずにいました。
それに今回掘り起こすのは祖父母のだけでした。
先祖代々の墓は一応少し掘って、土の一部を移動するとの事でした。

そして墓石をどかし1m位掘ると祖父らしき遺骨が現れ、
かなり神妙な雰囲気に。
自分が生まれる頃には、すでに亡くなってたんで
生まれて初めて祖父に触れました。
祖父にしてみれば約50年振りに外の空気に触れました。

しかし、不思議なもので、胸に込み上げてきたのは
遺骨にではなく、一緒に埋葬してあった
祖父の使っていた眼鏡を目のあたりにした時でした。
写真でしか見た事のなかった眼鏡は
思った以上に小さかったけど、
祖父がこの眼鏡を通して見た景色には何が映ってたんだろうと考えると
感慨深いものがありました。

そして、今は3人姉弟ですが、別に姉と兄がここにいます。
両親のくだした結論で、ふたりは掘り返さなかったんですが、
一応お寺の住職に相談しての事なのか、掘り返す事が出来なかったのか、は、
あえて口にしませんでした。

自分にはここにいる「姉と兄」の記憶がありません。

・・・あるわけはないんです。
ふたりが亡くなって生まれましたから。
生きていれば、と思う事がありますが
そうなると自分の存在はなかったかもしれません。
昔から手を合わせながらいろいろと複雑な気持ちになってました。



死ぬって事は、速いか遅いかだけで誰でも一度は経験するもの。
焦らなくてもいつか絶対死ぬ時がくる。

日々がつらかったり、苦しかったりしても
きっと誰でも、どんな人でも生まれた時から
何か背負って生きていると思います。

背負ってるものは、大きなものか、小さなものか、は解りません。
自分が強かろうが弱かろうがお構いなしです。
・・・でも背負ってるんです。
他の人がなんと言おうとも、大小関係なく
自分にしか背負えないものがあるはず。
いくらどんなに自分が苦しくても、背負わなければいけないんです。
もしそれをやめてしまったら、背負われていたものは無かった事になってしまう。
背負われたものは自分を選んでくれたのに。・・・です。

今ならそんな風に思える時もありますが
昔はそんな余裕もなく、以前にもブログに書いたんですが
「死にたい」と思う事があった時は
「死んだら兄貴に会えるかな」
位にしか思ってませんでした。
あの時の自分に、今日のこの日を見せてやりたい。

まあ、今は「死にたい」と思う事もなくなりましたが
失敗したり、落ち込んだりした時
支えてくれる人の中に、間違いなくふたりもいます。



p.s.
最近ブログを書くようになって、今日に限らず
ちょっとした事でも、なんとなくなにか考えてしまう自分がいます。
それは、少し幸せな事だと思う、今日このごろ。

コメントくださる皆さん。
ありがとうございます。色々励みになります。
そして色々な人ののブログにオジャマするたび、
十人十色の人生に勝手ながら純粋に感動してます。
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by prime2006 | 2006-02-23 19:05 | one self~ひとこと