飾らない普段着で、マイペースなブログ。


by prime2006
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親父

ウチの親父は結構な年になります。
なんせ、ひ孫がいますから。
そして、そんなひいじいちゃんは今でも働いてます。

そんな親父とは実は昔、まったくといっていいほど反りが合わなかった。








とにかく「団塊の世代」っていうんですかね、頑固で不器用。
家庭よりも仕事に命を賭けて、休みもなく働いていた男でした。

だから遊んでもらった記憶はほとんどといって無い。
自分の息子なのに、
僕のことを「ボク、今日学校は?」「ボク、お母さんは?」など
名前で呼ばれたことが無かったから、どうしてウチのお父さんは?
って良く母親に聞いてた記憶があります。
夫婦で僕のことを話すときは、
ちゃんと名前で会話がなされていたようでしたが・・・。

とにかく、朝早くから晩遅くまでウチにいなかったし、
よく仕事仲間とかをウチに上げていたので
一緒にいても何か話かけてくれることは無く、
スキンシップなどもってのほか。

そんな関係だったから
親子なのに二人きりでいることがあると
異常なほど嫌な空気で、間が持たず、
いつもお互いに、さっさと自分の部屋に、こもっていました。


ようやく、二人きりでいても別に気にならなくなったのは
中学生の頃だったと思います。
二人に意外な共通点が見つかったから。

親父は、昔から映画番組、金曜ロードショーやゴールデン劇場、日曜洋画劇場
を良く観ていましたが、僕も中学生くらいになると、
映画の楽しさがわかってきたし、
ちょうど友人たちも映画に興味を持ち始めていた頃。
さしずめテレビで過去の名作を観るのは入門書みたいなもんでした。

それから、大体の金曜、土曜、日曜の9時から
無口な男がテレビの前で2時間過ごす。という一風変わった現象は
高校卒業まで続くのでした。

鑑賞中、CMに入ると無言で僕にはジュース、
親父にはビールを注いでたことも”無言の習慣”でした。

あの頃はたぶん二人とも恥ずかしかったんじゃないかと思います。
あのなァ・・・の一言が、喉まで出掛かり、いつも飲み込んでました。
その時は、こんなガキと話すことなんかネェ・・・とでも思ってんのかな。
と思ってましたが、親父も多分、
一言が出なかっただけだったんじゃないかと今は思うのです。

さいわい、まだ親父は元気です。
話すぐらいは普通になりましたが、
さすがに二人きりで一緒に酒を飲むのは、今でも恥ずかしくて出来ないけれど
たまには無口な男がテレビの前で2時間・・・してみたいなあ。
それでもやっぱり、どうしても恥ずかしいんだけどもね。
この頑固さは親父譲りなんでしょうか。
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by prime2006 | 2006-02-20 23:15 | one self~ひとこと