嗚呼、青春の〝BOOWY″ その2「衝撃の出会い」
2011年 04月 28日
前回に引き続きです。
中学校3年生のある日、友人の一人が貸してくれたカセットテープ。
このブログで数年前にも『音楽との出会い』で書いたんですが
「そろそろ、こういうの聴きなよ」
と手渡されたのは
「BARBEE BOYS / LISTEN!」
売れてるシングルを編集した、マイベストヒットではなく、いちアーティストのアルバムといわれる作品。
「CMで流れてる曲が入ってるよといわれ、聴いた『女ギツネon the run』」
で、他にも聴いてたら「泣いたままで listen to me」など、なかなか悪くない。
「アルバムってこういう事なんだ~」となんとなく音楽に惹かれ始めた頃でした。
「他にもいいのあったら貸して」っていろんな友人に頼んで、中学校初期~中期ほとんど使わなかった
Wラジカセは、そのうっぷんを晴らすように、毎日音楽を届けてくれました。
大体眠る前に聞くのが主流だったんで、いつものように「BARBEE BOYS / LISTEN!」を聞いてたら
「涙で綴るパパへの手紙」という曲(CD盤のみ収録らしい)がありまして
曲調は割と明るめなんですがそれに反して歌詞的には、旦那殺して埋めちゃったみたいな意味にとれちゃう凄まじい曲。
で、この曲、2番目のAメロで、流れてる曲の裏で
…ボソボソって男のつぶやきが聞こえるんです!!
今思えばそういう演出なんで、別に何ともないんですが、
これを初めてじっくり聴いたときは、タイミングが悪かった…。
おやすみ前の深夜、ウトウトしかけて…
発狂!!(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
こりゃ大発見!!と思い、次の日学校で、深刻に話して…大爆笑(/ω\)
そんなこんなもありながら、いろんな友人の勧めでいろんなアーティストを聴き始め
ついにその日がやってきました。
修学旅行だったか、研修だったか、部活の対抗試合の時だったかそこまでは思い出せないんですが
同級生でバスで移動中、誰かが「先生、音楽かけていいですか?」と提案し、
バスの中で流れ出したアルバムというか曲
「INSTANT LOVE / BOOWY」
そのイントロから、歌いだし、そしてサウンド、スピード、ビート…まさに
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
何、この曲!?カッコエエっ――!!誰これ!?
そう思いながらも、ワイワイ盛り上がるバスの中、ただ手に汗をかいて一人じっと聴いてました。
もちろん友人を頼って速攻で、借りて家で繰り返し繰り返し…。
「なぁ誰かボーイのこと教えて」と聞けば
「ボーイじゃなくてボウイ!ボ・ウ・イ」
「…(ボ)にアクセント?(ウ)にアクセント?」
「じゃ、ボウイてどういう意味?少年?」と聞けば、
「いや、デビッドボウイかららしいよ」
「…誰それ?」
「ヌノブクロってどの人?」と聞けば
「そりゃホテイと読むんじゃ!身長も190以上あるらしいで!」
「高っ!」
まぁ本当に何も知らなかったわけですが、アルバム自体はもう「PSYCOPATH」もリリースされていたと思います。
だから全曲、聴けば聴くほどかっこいい音楽性にしびれたんですが、
それまで聴いてきた他のアーティストとあきらかに違ってたのは、〝BOOWY″のスタイルというかビジュアル。
まぁバンド名がBOφWYという「φ」空集合がある時点でまずカッコいい。ライブのことをギグ〝GIGS″なんて呼んでたり
化粧バッチリ、衣装も黒を基調としながら、派手で、とにかくヒムロックと布袋さんのあの髪形!!(>w< )
この時まで男が男に惚れるとは思いませんでした。(怪しい意味でなくて)
雑誌とかで、スタイリッシュにポーズをとる姿は、まるでモデルばりにキマッていたけど
ライブレポートとかの写真とかは、それ以上にカッコいい。ライブ後半ちょっと髪型が崩れかけなのに、
そこがまたカッコいいあの美学。
乙女のように〝BOOWY″彼らの一言一句にトキメキ
部屋中ポスターが増えていきました(* ̄0 ̄*)
そうなると、どうしても動いてる画が見たいと思うのも時間の問題。
当時公式に発売された資料というか映像は〝BOOWY VIDEO″1巻と
〝CASE OF BOOWY″という全4巻からなる
今から思えば価格的にボッタクリじゃねえか?と思わせるライブビデオだけでした。
もちろん普通の中学生がポンっと買える金額でもなかったし(確か一本4千円位した)
そもそも田舎過ぎて、レコード、テープとかならまだしもビデオまで売ってる店もなかったし。
ど~~しても観たい、観たくてしょうがねえと、
何とかならんだろうか、どうにか手に入れられないか毎日悶々としてました。
ある日、友人の兄貴の友達が持ってるという遠い情報をもとに、何とか観せてもらえないかと、
毎日ない知恵を絞って考えた結果、その友人の兄貴がその友達とバンドやってて、
みんなで家で練習してる(田舎なんで、スタジオなんかないのです)という状況を
興味があって見学したい。という本当はどうでもいい理由でその場所に飛び込みました。
ひょっとしたらBOOWYのコピーバンドをしてるかも?と少し期待してたんですが、見事にハズレ。
その時は本当に、プロでもないのに素人の演奏見てどうすんだ。という失礼な意識しかなかったので、
練習してるのを真剣に聴いてるふりをしましたが、
聴いたこともないような洋楽だったりしたので、かなりの苦痛だったのを覚えてます。オイオイ…
いよいよというタイミングが来ても、さすがに「BOOWYのビデオみせてください」という雰囲気でもなく、
やがて帰る時間になってしまい、
しょうがないかぁ …_| ̄|○
とあきらめついでに、「先輩、今度BOOWYのビデオ一緒に観せてください…。」と何気に言ったら
!なんと、いきなり貸してくれました。(((゚∀゚)))
そりゃもう嬉しくて、帰りの自転車は伝説のタイムを叩き出してたと思います。
今とは違って、たしかにクリック一つではなにも見れない時代。
ただし決してそれは悪い時代ではないと思います。
それは、まぁ置いといてデッキに入れる前から、 Hなビデオ アイドルのビデオでもないけど、
もうドキドキですよ。 O(≧∇≦)O
そうして始まった
“GIGS”CASE OF BOOWY
わ~~!生INTRODUCTION!!
しばし時間を奪われました…。
また更新をお待ちください。
中学校3年生のある日、友人の一人が貸してくれたカセットテープ。
このブログで数年前にも『音楽との出会い』で書いたんですが
「そろそろ、こういうの聴きなよ」
と手渡されたのは
「BARBEE BOYS / LISTEN!」
売れてるシングルを編集した、マイベストヒットではなく、いちアーティストのアルバムといわれる作品。
「CMで流れてる曲が入ってるよといわれ、聴いた『女ギツネon the run』」
で、他にも聴いてたら「泣いたままで listen to me」など、なかなか悪くない。
「アルバムってこういう事なんだ~」となんとなく音楽に惹かれ始めた頃でした。
「他にもいいのあったら貸して」っていろんな友人に頼んで、中学校初期~中期ほとんど使わなかった
Wラジカセは、そのうっぷんを晴らすように、毎日音楽を届けてくれました。
大体眠る前に聞くのが主流だったんで、いつものように「BARBEE BOYS / LISTEN!」を聞いてたら
「涙で綴るパパへの手紙」という曲(CD盤のみ収録らしい)がありまして
曲調は割と明るめなんですがそれに反して歌詞的には、旦那殺して埋めちゃったみたいな意味にとれちゃう凄まじい曲。
で、この曲、2番目のAメロで、流れてる曲の裏で
…ボソボソって男のつぶやきが聞こえるんです!!
今思えばそういう演出なんで、別に何ともないんですが、
これを初めてじっくり聴いたときは、タイミングが悪かった…。
おやすみ前の深夜、ウトウトしかけて…
発狂!!(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
こりゃ大発見!!と思い、次の日学校で、深刻に話して…大爆笑(/ω\)
そんなこんなもありながら、いろんな友人の勧めでいろんなアーティストを聴き始め
ついにその日がやってきました。
修学旅行だったか、研修だったか、部活の対抗試合の時だったかそこまでは思い出せないんですが
同級生でバスで移動中、誰かが「先生、音楽かけていいですか?」と提案し、
バスの中で流れ出したアルバムというか曲
「INSTANT LOVE / BOOWY」
そのイントロから、歌いだし、そしてサウンド、スピード、ビート…まさに
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
何、この曲!?カッコエエっ――!!誰これ!?
そう思いながらも、ワイワイ盛り上がるバスの中、ただ手に汗をかいて一人じっと聴いてました。
もちろん友人を頼って速攻で、借りて家で繰り返し繰り返し…。
「なぁ誰かボーイのこと教えて」と聞けば
「ボーイじゃなくてボウイ!ボ・ウ・イ」
「…(ボ)にアクセント?(ウ)にアクセント?」
「じゃ、ボウイてどういう意味?少年?」と聞けば、
「いや、デビッドボウイかららしいよ」
「…誰それ?」
「ヌノブクロってどの人?」と聞けば
「そりゃホテイと読むんじゃ!身長も190以上あるらしいで!」
「高っ!」
まぁ本当に何も知らなかったわけですが、アルバム自体はもう「PSYCOPATH」もリリースされていたと思います。
だから全曲、聴けば聴くほどかっこいい音楽性にしびれたんですが、
それまで聴いてきた他のアーティストとあきらかに違ってたのは、〝BOOWY″のスタイルというかビジュアル。
まぁバンド名がBOφWYという「φ」空集合がある時点でまずカッコいい。ライブのことをギグ〝GIGS″なんて呼んでたり
化粧バッチリ、衣装も黒を基調としながら、派手で、とにかくヒムロックと布袋さんのあの髪形!!(>w< )
この時まで男が男に惚れるとは思いませんでした。(怪しい意味でなくて)
雑誌とかで、スタイリッシュにポーズをとる姿は、まるでモデルばりにキマッていたけど
ライブレポートとかの写真とかは、それ以上にカッコいい。ライブ後半ちょっと髪型が崩れかけなのに、
そこがまたカッコいいあの美学。
乙女のように〝BOOWY″彼らの一言一句にトキメキ
部屋中ポスターが増えていきました(* ̄0 ̄*)
そうなると、どうしても動いてる画が見たいと思うのも時間の問題。
当時公式に発売された資料というか映像は〝BOOWY VIDEO″1巻と
〝CASE OF BOOWY″という全4巻からなる
今から思えば価格的にボッタクリじゃねえか?と思わせるライブビデオだけでした。
もちろん普通の中学生がポンっと買える金額でもなかったし(確か一本4千円位した)
そもそも田舎過ぎて、レコード、テープとかならまだしもビデオまで売ってる店もなかったし。
ど~~しても観たい、観たくてしょうがねえと、
何とかならんだろうか、どうにか手に入れられないか毎日悶々としてました。
ある日、友人の兄貴の友達が持ってるという遠い情報をもとに、何とか観せてもらえないかと、
毎日ない知恵を絞って考えた結果、その友人の兄貴がその友達とバンドやってて、
みんなで家で練習してる(田舎なんで、スタジオなんかないのです)という状況を
興味があって見学したい。という本当はどうでもいい理由でその場所に飛び込みました。
ひょっとしたらBOOWYのコピーバンドをしてるかも?と少し期待してたんですが、見事にハズレ。
その時は本当に、プロでもないのに素人の演奏見てどうすんだ。という失礼な意識しかなかったので、
練習してるのを真剣に聴いてるふりをしましたが、
聴いたこともないような洋楽だったりしたので、かなりの苦痛だったのを覚えてます。オイオイ…
いよいよというタイミングが来ても、さすがに「BOOWYのビデオみせてください」という雰囲気でもなく、
やがて帰る時間になってしまい、
しょうがないかぁ …_| ̄|○
とあきらめついでに、「先輩、今度BOOWYのビデオ一緒に観せてください…。」と何気に言ったら
!なんと、いきなり貸してくれました。(((゚∀゚)))
そりゃもう嬉しくて、帰りの自転車は伝説のタイムを叩き出してたと思います。
今とは違って、たしかにクリック一つではなにも見れない時代。
ただし決してそれは悪い時代ではないと思います。
それは、まぁ置いといてデッキに入れる前から、
もうドキドキですよ。 O(≧∇≦)O
そうして始まった
“GIGS”CASE OF BOOWY
わ~~!生INTRODUCTION!!
しばし時間を奪われました…。
また更新をお待ちください。
by prime2006
| 2011-04-28 21:11
| 〝φ″~BOOWY